輪廻転生の果てに

「人生何周目?」って誰かに聞かれたこと、ありますか?

 

ぼくは何回かあります。

 

人間で何周もしてたらきっともっとうまいこと生きられると思うし、こんな年まで童貞なはずはないと思うのですが、2周目以降は何か縛りプレイをしたくなっちゃうのが輪廻転生RPGというものなのかもしれません。

 

あ、縛りプレイをしたいとかいう話ではないです。そんなに拗らせてないです。

 

さて、もし、いま人間3周目くらいだったらと考えたとき、やっぱりこの先が気になります。

 

そこで、人間を5周して徳ポイントを一定以上貯めるとボーナスステージとして「可愛がられている猫」になれる、という輪廻転生RPGの仕様を想定します。

 

そもそも仏教の輪廻転生では、動物になる畜生道というのは行いの悪かった人間が行くところです。

 

しかし、皆さんの家で可愛がられている猫をよく見てください。とてもじゃないけど前世で罪を犯したとは思えません。好きなだけ寝て、食べたいときに食べて、寝て、撫でてもらって、寝る。欲望の全てを叶える毎日です。

 

今は人間3周目くらいかなと思って、徳ポイントを貯める毎日です。

 

皆さんも猫になる来世を夢見て、善く生きましょう。にゃーん。